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囲碁棋士とは

新入段

日本棋院の本院の夏季採用者が決まりましたね

https://news.yahoo.co.jp/articles/43c3335d0aa1346627bb0b039d5d4c768757fba1

さてたまに質問されるのですがどうすればプロになれるのか、という話

昔と今と少し比べながら書いてみよう

まずほとんどの人がプロ棋士の卵ともよべる院生を経てプロ入りします。

院生には年齢制限があり自分の時代は確か17歳が院生の年齢上限だった記憶

たまに海外の方が年齢制限を超えていますが特例みたいなものです。自分が院生だった時にはクリスチャン・ポップさんていうルーマニアの方がおられました

プロ試験

まず囲碁の団体は大きく分けて二つ

  1. 日本棋院
  2. 関西棋院

この二つとなります。

もともとは一つでしたが関西棋院が独立しました

とりあえず日本棋院と関西棋院は制度に少し違いがあるので分けて書きます

日本棋院

まずほとんどの人がプロ棋士の卵ともよべる院生を経てプロ入りします。

院生には年齢制限があり自分の時代は確か17歳が院生の年齢上限だった記憶

たまに年齢制限を超えている人がおりますが特例みたいなものです。

自分が院生だった時にはクリスチャン・ポップさんていうルーマニアの方がおられました

院生になる人は基本的には全国各地で天才少年とか天才少女とか呼ばれていた子ばかりです。天才集めて天才の中の天才がプロになるみたいな制度です。

病む人も多かったです笑

年に数人しかプロになれないわけですからね

東京本院の場合

今回、新入段した子は夏季採用と呼ばれるもので東京の本院のみにある制度での入段です

院生成績4~6月の上位1位のみがプロになります。

夏季採用が終わった後は冬季採用なのですがこれは院生だけでなく「外来」も参加しての試験となります

一般の人のイメージはこちらが近いかもです。

試験はこんなの

  1. 外来予戦
  2. 合同予戦
  3. 本戦

まず外来予選は外来のみで予選をし上位者が院生(11~20位)と戦う合同予選に進みます

そして最後は院生(1位~10位)と合同予選を枠抜けした人で本選を戦い上位2人が入段します

以上が東京本院の場合で1年に入段は3人となります。7月くらいから11月にかけて行われる長丁場です

中部総本部・関西総本部の場合

自分の時代では年間で1人入段ができました。

まず外来と院生で戦い4人枠抜けでそのあと本選とかっだたかな?

ちとうろ覚えですいません(´;ω;`)

今は外来の制度が少し変わり中部と関西で交代で外来を受け入れるような制度になっています

今年は中部は「院生」+「外来」でプロ棋士を決めて関西は「院生」の順位でプロ棋士を決めます。来年はこれを入れ替えてという形すね

関西でプロ棋士になりたくても制度的に中部でしか受けられないみたいな人も多そうですね

まあ簡単?に説明するとこんな感じになります

あ!あと大きく変わったのがプロ棋士の年齢制限で昔は30歳でしたが23歳未満となっています。

まあ気になる人は下記のリンクのぞいてみてください

https://www.nihonkiin.or.jp/player/saiyou/

さて長くなりすぎたので次回に譲りましょう!

次回は女流棋士採用と研修棋士採用と英才特別採用あたりを書いてみようか

 

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